田舎に住み始めて3年 地方移住について考える

親子4人、田舎の一軒家に引っ越してから3年が経ち、感じた事を好き勝手書いてみました。

これから地方の田舎で暮らすことを考えている方へ、何かの参考になればと思います。

田舎での人間関係

都会暮らしの方が「疲れた、田舎でのんびり暮らしたい」と言って田舎へ移住しようという話を聞くことがありますが…田舎は逃げ道にはならないかもしれません。

というのも、人間関係や職場環境に疲れて癒しを求めて来ても、人付き合いは田舎でも同じですし、新しい職場でも人間関係は付きまといます。田舎暮らしは、その土地の昔ながらの風習なども絡んで、都会より苦痛を感じる地域もあるかもしれません。

人付き合いはどこでも同じです。良い人もいれば、悪い人もいますし、自分と気があう人も、合わない人もいます。人間関係の問題は

場所を変えても、人との付き合い方を見直さない限りは一生続きます。

人間関係のトラブルを回避するには距離感が大事なのかな、と思っています。

相性もあるので、苦手だと感じるタイプの方は必ずいると思います。無理に合わせる必要もありませんし、苦痛に感じるのなら距離を置く事をお勧めします。

人として最低限の事、挨拶などのマナーを守り、適度な距離感が大切だと思います。

芸能人の有吉さんが言っていたことですが

「おはようございます。今日は良い天気ですね!」

と言う会話だけで、相手からの印象は「いい人」になる。これは本当に私もそうだと思いました。

田舎の近所付き合いの形は、昔と比べると風習などが緩くなっているのかな、と感じます。もちろん地域によって違いもあるかと思いますが…

若い世帯が増えてきたことにより、どんどん改正しつつあるようですが、私の実家では田舎独特の風習がまだ残っています。

披露宴にご近所様をご招待したり、出産、初節句などのお祝いの時には自宅に招いてご馳走を振る舞ってお披露目します。

お祝い金をいただいたら、いただいた金額の半額分を商品券などで用意し、赤飯などを持ってお礼と挨拶回りをします。

ご近所付き合いは慣れるまで面倒に感じるかもしれません。嫁姑関係で昔苦労された方も多いので、お嫁さんを大切にしてくれますし、娘のように大事にしてくれる方が多いので、不手際があっても暖かい言葉をかけて頂いたりして、気を張らずにいられるようにしてくださります。

私は嫁に出ていますし、兄がいますので実家の跡取りでもありませんから、本来旦那さんにとっては無関係で面倒な行事だったにも関わらず嫌な顔一つせず…いや、嫌な顔はしてたかも(笑)協力してくれたことにとても感謝しています。

班に入らなくてもその土地のルールを知ることは必要だと思います。区長さんなどに挨拶をしてゴミの出し方、掃除、草刈りなどの話を聞いたほうがいいです。お仕事などで参加できないときは百円払って免除という制度のところもあります。

昔から住んでいる住人から見たら移住者(余所者)の行動は気になるものなのかもしれません。引っ越して3年経った今でも家の前を徐行してゆっくり覗きながら通り過ぎる車が何台もいますし(・・;)

私は、できるだけ良好な関係が築いていきたいので、挨拶だけはしっかりして、サッパリとした関係を心掛けています。気をつけたいのは近隣住人の悪口をいう人。そのような方は、高確率で自分も悪く言われています。

余計な情報が入らないよう天気以外の話は避けて逃げます(笑)

準備

今の仕事や、都心部の人混みに疲れて

「仕事を辞めて、田舎に住んで、好きなことをやるんだ!」

と地方移住してフリーランスで活動する方もいると思います。

フリーランスになる前の準備の一つとして

貯金400万円か月5万円の収入を作っておく

と以前小林亮平さんもツイッターでつぶやいていましたが、地方移住に関しても、当てはまると思います。

仕事を変えずに地方に移住する以外は、好きなことを収入に変える術が必要だと思います。成功した人の中には考える時間があるなら、まず行動と促してくることがありますが、闇雲に行動したところで結果が出るはずがありません。

家庭を持っている方が突然「好きに生きる」と言って仕事を辞めてしまった場合、あっという間に生活は火の車になってしまうでしょう。

お尻に火がつけば何でもできるというなら

今の生活をしながら行動を起こして

今後のプランを立てる事

が堅実だと思います。 準備とは…

貯金、スキル(本業以外で稼げるスキル)、不労所得(少額でも)

等を作っておくことでしょうか。思い切って移住したものの、生活が成り立たなくなり、生活のために自分の望まない仕事に就かざるを得なくなったり、前の仕事の方がまだましだったとかは思いたくないですよね…

お金は自分で0から1円を作るのはとても難しいです。お金で信用は買えませんが

今は信用をお金に換える手段が増えました。

いろいろな形で準備をすることができると思いますが、それぞれに合った方法を選んで準備することが望ましいと思います。

田舎の生活コスト

イケハヤさんやネット界のインフルエンサー達が、地方移住を勧めているのを多く見かけます。

そして、私は田舎暮らし賛成派です。

しかし、 田舎と聞くとお金を使わずに生きていけるイメージが沸きますが、今の時代で完全な自給自足の生活はとても難しいと思います。

猛暑が続く中、食べ物の保存も冷蔵庫なしではキツイですし、インターネットもエアコンも電気代はかかりますし、車がなければ、買物も病院等もバスやタクシーを利用するしかなく、お金は絶対に必要になります。

また、都会暮らしの人が最初に驚くのは交通の不便さかもしれませんね。いずれにしろ、都心部と比べると田舎は

   自給自足率が高い

   物価が安い

   家賃、土地が安い

こと等から、生活コストは安く、田舎のメリットは沢山あります。

田舎で野菜を作るメリット

田舎では使われていない土地(畑)は結構ありまして、地主さんに交渉することで、格安で借りることもできます。地主さんからすると、土地が荒れてしまうくらいなら誰かに格安で貸して、野菜などを作ってもらっていた方が良いのです。

田舎で野菜作りをするメリットは

   いっぱい作れるのでお裾分けできる

   野菜を作っていない人に配ると、とても喜ばれる

   無農薬で安全な野菜が作れる

など、あげればいっぱいありますが

「家族が食べるものを自分の手で作れる」というのはすごいことだと思うのです。

生きる力の向上につながりますし、農薬等は使用していないので安心して食べられます。

趣味で始めた家庭菜園は楽しいですが(広さ的には家庭菜園の枠を超えていますが)思ったより重労働です。

家からすぐの距離に畑があるのは田舎の良いところですし、自分で作った野菜は、大いに食費の足しになりますが、収入には繋がりません。

繋がらないはずです。目的が自分のやりたい事というのと家族の為なので。

JAの直売所や道の駅などへの出荷を本気で考えれば、収入は発生するかもしれません。しかし、自分が作った野菜と農家の方が出荷とは別に趣味で作っている野菜や、定年後に本格的に家庭菜園を始めた方、変わり種の品種などを作っている方などと同じ土俵で戦うのは、素人には相当の努力とコストが必要になります。

私の場合、自由気ままに趣味の延長で野菜作りをしていきたいと思っています。天気の良い日に畑に出ると、その畑の景色に何とも癒やされますし、美味しいね、と喜んでもらえることがモチベーションになっています。

田舎暮らしが与えてくれたもの

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田舎に住んで3年間が経とうとしていますが

自分らしい豊かな人生の送り方とは何だろう

と田舎の環境が考える機会を与えてくれている気がします。

田舎に移り住んだきっかけは、ハンディキャップのある娘をのびのびした環境で育ててあげたかったことや、旦那さんの意向などいろいろありましたが、私自身

このまま日常に追われて、やりたい事もできずに我慢の人生は嫌だな…

と無意識の叫びが後押ししたようにも感じます。

人の価値観はそれぞれですし、世の中は変化し続けます。

幸せの概念が多様化してきている世の中で、様々な幸せの形や、自分らしい生き方を見つけやすいのが田舎なのだと思います。

ここまで読んでくださりありがとうございました(*’-‘*)

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